ヘアカラーした髪が色落ちしてしまうNG行動4つ

せっかく髪を染めても「あっという間に色が落ちてしまった……」

そう感じてしまうことってありませんか? 

せっかくキレイに染めたのだから少しでも長持ちさせたいですよね。

そこで今回は、ヘアカラーが長持ちしないNG行動をお伝えします。

 

1、ホームカラーで染める

 根元だけを染めたいのにホームカラーにありがちなムース式で染めると

毛先にも薬剤が付いてしまうことがあります。

それが原因で髪全体のダメージが進み退色が進んでしまいます。

またリタッチ式で根元だけ染めたとしてもシャンプーの際に毛先にも

根元の染料が届き毛先も根元も両方傷んでしまいます。

手軽で安価のホームカラーは色落ちの面を考えると

必ずしもコストパーフォーマンスが高いとはいえないでしょう。

 

2、施術日にシャンプーをする

 意外と知られていないのが施術日当日のシャンプーです。

お風呂に入って髪が濡れたからとついシャンプーをしてしまいがちですが

これが色落ちを加速させる原因なのです。

薬剤で膨らませた髪の中に色の成分を入れるのがヘアカラーの仕組み。

色の成分は約30分で安定し色が染まります。

しかし施術日当日はまだ髪が膨らんでいる

いわゆる水に馴染みやすい状態なので水やシャンプー剤に触れると

流出しやすくなるのです。

そのためせっかく染めたヘアカラーだけでなく

たんぱく質など髪内部の重要な成分も流れ出てしまうのです。

真夏は少しでも汗ばむと髪を洗いたくなるでしょうが

ヘアカラーをした当日は我慢しましょう。

 

3、硫酸系シャンプーを使う

 シャンプーで最も大切なのは洗浄成分です。

この種類によって退色の度合いは劇的に変わります。

いくらドラッグストアでヘアカラー用

ダメージヘア用と書かれていても成分表示の中にラウリル硫酸

もしくはラウレス硫酸と書かれているシャンプーは

ヘアカラーを褪色させてしまいます。

少しでも長持ちさせたいのならばパッケージやCM

ボトルイメージ、香りには惑わされずに硫酸系シャンプーを

避けるようにしましょう。

シャンプーを選ぶときには表よりも裏の成分表示を

しっかり熟読して選ぶようにしましょう。

 

4、紫外線対策をしない

 自動車のタイヤも4~5年もするとゴムがボロボロになっている事がありますが

その大きな原因のひとつは紫外線です。

髪も紫外線により表面の鱗であるキューティクルにダメージを受け

それゆえに褪色にも繋がる大きな一因となるのです。

紫外線対策のヘアスプレーを利用することで

紫外線による色落ちを防ぐことができます。

紫外線が強い時期はヘアスプレーをいつものヘアケアに

プラスしておいたほうが色落ち防止に効果的です。